クルマの減量
普段からクルマに不要な荷物は積まない、クルマを軽くすることでエンジンの負担を軽減しましょう。
あなたはクルマを倉庫代わりにしていませんか?例えば、人が歩くのに沢山の荷物を背負って歩いた時と、何も持たずに歩くのでは、疲れ方がぜんぜん違いますよね。
クルマも同じです。重量が増えれば、エンジンや駆動部に負担が掛かり、消費も多くなってしまうのです。
ルーフにスキーやサーフボード、最近ではルーフボックス、自転車やカヌーなど幅広い用途で使われている便利なキャリアですが、普段の荷物がない状態でもバーやルーフボックスを屋根に載せたまま、そんなユーザーもいることでしょう。
そこでJAFが、おもしろいテスト結果を出しましたのでご覧下さい。
搭載物の違いによる燃費テスト
一般道 (平均速度43.9q/h) |
高速道路80q/h (平均速度72.9q/h) |
高速道路100q/h (平均速度87.9q/h) |
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平均燃費 (q/?) |
燃費悪化率 A車基準・% |
平均燃費 (q/?) |
燃費悪化率 A車基準・% |
平均燃費 (q/?) |
燃費悪化率 A車基準・% |
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テスト車A 何も積まない |
17.8 | 100.0 | 20.0 | 100.0 | 16.4 | 100.0 |
テスト車B バーのみ搭載 |
17.7 | 101.1 | 19.4 | 103.0 | 16.0 | 103.0 |
テスト車C バー、ルーフボックス搭載 |
17.6 | 101.1 | 19.4 | 103.0 | 15.9 | 103.2 |
テスト車D バー、自転車2台搭載 |
16.8 | 105.8 | 17.7 | 112.6 | 14.0 | 117.2 |
テスト車の重量は一番重いテスト車Dに合わせた。
※データはJAFユーザーテストの結果です。この結果は、条件により異なることがあります。
JAF MATEより<
このように空気抵抗の違いによる燃費の差は、速度が上がるにつれて大きくなる事がわかります。 バーを付けているだけでも燃費を悪くする原因です。普段は面倒でも、できるだけ取り外すようにしましょう。