第1ブロック
第一ブロックでは、検査官による車の外観検査を行います。
外観検査は、ライト類、タイヤ、ホイル、ハンドル、など色々とチェックをします。ここでは大幅な改造などしていない限り問題はないでしょう。ただし、24ヶ月点検の項目にないものもあるので、事前のチェックを行っておきましょう。
同一性の確認は、車検証に記載されているクルマと検査を受けるクルマが同じであることを確認します。車体番号、エンジン形式などのチェックをします。
ここの検査は、検査ラインの列に並んでいる時に、検査官によって行われます。列の前から順に検査が行われるので、前のクルマを検査している様子を良く観察しておくとよいでしょう。また、その間に書類をバインダーにとじておき、窓を開けて順番を待ちましょう。
検査官が自分のクルマの所へやってきたら検査開始です。まず、検査官に書類をバインダーごと渡します。そのときにユーザー車検であることを告げておきましょう。その後、検査官がいろいろと指示するのでその指示に従ってください。
検査項目と手順
注意: ここで記載している手順は、検査場や検査官により違いがあります。
- 検査ラインに並ぶ。(前のクルマに合わせて進む)
- 検査官が自分のクルマに来たらユーザー車検と告げ書類を渡す。
- 検査官がボンネットを開けるよう指示するので、自分でボンネットを開ける。(前のクルマが検査中に予め開けておくのもよし)ここで、車体番号、エンジン形式、など書類と正しいか照合している。ここでブレーキ、バッテリー液までチェックしているかは不明です。でも点検で実施しているので問題なし。
- ボンネットを閉めるよう指示があるので、閉めてください。
- 運転席に戻ります。
- 検査官の指示に従い操作する。
- ・ヘッドライト(スモール/Lo/Hi)
- ・フォグランプ
- ・ウィンカー フロント(右/左/ハザード)
- ・ワイパー(ウォッシャー)
- ・検査官は移動しながらホイル、ナット、タイヤを確認する。
- ・ウィンカー リヤ(右/左/ハザード)
- ・テールランプ(ライト)、ナンバーのランプ
- ・ブレーキランプ
- ・バックランプ
- ・検査官がハンドルの動きを操作する。
- ・ホーン
- ・ウィンドウの動き
- ・発炎筒やシートベルトの確認(管理人は確認された経験はない)
- 問題なければ自動車検査票に合格のハンコを押して第一ブロックは終了です。
- 問題があった場合は、どこが問題か説明がされるので、ライン検査全てが終了した後にその箇所の処置を行い再び検査を受けてください。
(注意)
- ・検査官の指示がよく聞こえるように、窓を開けておくこと。
- ・発炎筒には有効期限があるので確認しておくこと。
- ・ハンドルにホーンのマークがない時は、自作で作成して貼ること。
- ・シフトレバーにシフトパターンがなければ、ホーンと同様にする。
次は、いよいよ機能確認の測定ラインに入ります。 ・・・> 第2ブロック