クルマの点検
クルマは大変便利なもの、でも一歩間違えれば大変危険なものになってしまいます。そうならないためにも、日頃の点検はとても重要になります。
しかし、点検の方法も分からないし、忙しい毎日で、なかなかできるものでもありません。だったら、せめて定期点検くらいは、いつもお世話になっているクルマに感謝の気持ちを込めて行いたいものです。
日頃からクルマの点検を趣味としてやられている方ならば、問題なくここはクリヤーできるでしょう。しかし、エンジンルームの中も見たことがない!なんて方には、少しやっかいかもしれません。でも、思ったほど難しくないので、クルマのことを知るよい機会だと思って、がんばって挑戦しましょう。
日常点検、定期点検を解り易く紹介していますので、こちらを参考にしてください。
ちなみに、日常点検・定期点検は、法律で定められている使用者の義務ですよ。詳しい法令については自動車点検基準を見てください。
定期点検は下のような項目になっています。
点検がすんだら、必要な物の準備をしましょう ・・・> 必要なものを用意しよう
かじ取り装置
ハンドルの操作具合
ギアボックスの取り付けの緩み
ロッド、アーム類の緩み、ガタ、損傷
ボールジョイントのダストブーツの亀裂、損傷
ホイールアライメント
パワーステアリング装置のベルトの緩み、損傷
パワーステアリング装置の油漏れ、油量
パワーステアリング装置の取り付けの緩み
制動装置
ブレーキペダルの遊び、踏み込んだ時の床板との隙間
ブレーキのきき具合
駐車ブレーキレバーの引きしろ
駐車ブレーキレバーのきき具合
ロッド、ケーブル類の緩み、ガタ、損傷
ホース、パイプの漏れ、損傷、取り付け状態
マスターシリンダー、ホイールシリンダー、ディスクキャリパーの液漏れ
マスターシリンダー、ホイールシリンダー、ディスクキャリパー機能、摩耗、損傷
ドラムとライニングとの隙間
シューの摺動部分、ライニングの摩耗
ドラムの摩耗、損傷
ディスクとパッドの隙間
パッドの摩耗
ディスクの摩耗、損傷
走行装置
タイヤの溝の深さ、異常な摩耗
ホイールナット、ホイールボルトの緩み
フロントホイールベアリングのガタ
リアホイールベアリングのガタ
緩衝装置
取り付け部、連結部の緩み、損傷
ショックアブソーバーの油漏れ、損傷
動力伝達装置
クラッチペダルの遊び、切れた時の床板との隙間
トランスミッションの油漏れ、油量
プロペラシャフト、ドライブシャフトの連結部の緩み
ドライブシャフトの自在継手部のダストブーツの亀裂、損傷
ディファレンシャルの油漏れ、油量
電気装置
点火プラグの状態
点火時期
ディストリビューターのキャップの状態
バッテリーのターミナル部の接続状態
電気配線の接続部の緩み、損傷
原動機
排気の状態
エアクリーナーエレメントの状態
エンジンオイルの漏れ
燃料漏れ
燃料装置のリンク機構の状態
スロットバルブ、チョークバルブの状態
ファンベルトの緩み、損傷
冷却装置の水漏れ
ばい煙、悪臭のあるガス、有害なガスなどの発散防止装置
ブローバイガス還元装置のメターリングバルブの状態
ブローバイガス還元装置の配管の損傷
燃料蒸発ガス排出抑止装置の配管等の損傷
チャコールキャニスターの詰まり、損傷
燃料蒸発ガス排出抑止装置のチェックバルブの機能
触媒反応方式等排出ガス減少装置の取り付けの緩み、損傷
二次空気供給装置の機能
排気ガス再循環装置の機能
減速時排気ガス減少装置の機能
一酸化炭素等発散防止装置の配管の損傷、取り付け状態
熱害防止装置の遮熱板の取り付けの緩み、損傷
その他
エグゾーストパイプ、マフラーの取り付けの緩み、損傷
マフラーの機能
車枠、車体の緩み、損傷
点検がすんだら、必要な物の準備をしましょう ・・・> 必要なものを用意しよう