ETC車載器の取り付け方法

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ETC車載器の取付方法




ETC車載器を販売店で購入取り付けをすると、2万円前後は掛かります。高速代を節約しようとしているのに、これでは本末転倒。元が取れる迄に時間がかかってしまいます。
では、どうすればETC車載機の導入費用を安く済ませることができるか?節約カーライフを目指している者としては、自分で出来る事は、自分でやる!これしかないです。

それでは実際に、我が家の奥さん専用車の日産キューブにETC車載器を取付けた時のことを解りやすく紹介します。
これからETC車載器の取付けに挑戦しよう!と考えている方に参考になると思うのでご覧下さい。

ETC車載器の購入編

まず、ETC車載器を購入します。 ETC車載器でも紹介しましたが、一般のカー用遺品店で購入するとそれほど安くないので、ネットで探すことにしました。
ネットオークションかネットショップどちらで購入するか迷ったが、オークションでは落札までに手間と時間が掛かるので、ネットショップで購入することにしました。

ETC車載器は信頼できるメーカーを選択して、Panasonic製にしました。
ETC車載器のタイプは、あえて高いアンテナ分離式を選びました。選んだ理由は、やはりダッシュボードの上には取付けたくないと思ったから。これだけは多少高めでも譲れませんでした。

今回購入したのは、 Panasonic製 CY-ET906D(メーカー希望価格14,000円ETC車載器本体のみ)
このETC車載器は、もちろんセットアップ込みで、しかも助成制度の対象だからその分安いのでこれに決めました。

実際に購入を決めたのは、楽天市場のクルマ用品・バイク用品ランキングで常に上位をキープしているショップの商品を購入することにしました。
価格も同一ETC車載器でも最安値のらくらく導入キャンペーン対応の商品をを選びました。

購入は、楽天市場の購入手続きに沿って進めていきます。手続きが完了すると、ショップからメールが届きます。そのメールに必要事項を記入してスキャンした車検証のデータを貼付してメールで送ります。(車検証は郵送でも可能です)

メールで車検証データを送った方が商品到着が速くなります。この時は注文から土・日曜日を除いて2日目で商品が届きました。急いでいる方にもお勧めです。


中身をチェックします。ETC車載器セットアップ申込用紙・証明証、四輪車ETCらくらくキャンペーン助成金申込書などがしっかりと、まとめて入っていました。電源取り出しコードもちゃんと2本入っていました。保証書にはしっかりショップ印が押されていました。日付けが未記入と思いきや保証書シールが添付されていました。


  

部品に欠品はありませんでした。しっかりしたショップなので安心して取引ができました。

今回購入した商品の同等品はこちら★セットアップ込・CY-ET908D/KD★




ETC車載器の取付編

今回取り付けた車両は、日産キューブ(H15年式)です。
はじめに取り付け場所を決めます。購入したETC車載器はアンテナ分離型なので、アンテナとETC車載器本体の取り付け位置を決めます。

アンテナは、ETCゲートの電波を受信するための重要な役割をする部分です。いい加減な位置に取り付けて実際のゲートで機能しない!何てことにならないために、取付説明書に記載されている通りに取り付けます。取り付け場所は、フロントガラスのバックミラーの後ろ、できるだけ運転席から見えない所に取り付けると視界の妨げにならないのでよいでしょう。


次にETC車載器本体です。取付推奨位置としては、ダッシュボード下側やセンターコンソール付近など運転の妨げにならない場所に取り付けるのがベストです。
今回は、小物入れスペース?が未使用だったので、ここに取り付けることに決めました。



さて、取り付けで最も苦労するのが電源コードの接続です。ほとんどのユーザーが面倒であることから、高い取付工賃を払ってカーショップやカー用品店で取付をお願いしてしまいます。
冒頭でも述べたように、高速道路代を安くするためにETCを導入するのに、余分なお金を掛けてしまうことは意に反してしまいます。頑張ってDIYに挑戦しましょう!


ETC車載器に接続する電源の配線は、全部で3本あります。1本は車のバッテリーへ、2本目はアクセサリー(ACC)電源(シュガライターの電源と同じ)へ、3本目は車体の金属部(アース)へ接続します。



作業がしやすいようにステアリング下側のカバーを外します。このカバーは手前に引くだけで取り外すことができます。

  


それでは、接続する場所を探しましょう。
どこから電源を取ろうか運転席の裏側を覗いて見ると、最近のクルマは配線がほとんどチューブで被われていて、とても電線を取り出せるような状態ではなかった。これはまいったな!と思っているとすぐ横にヒューズボックスを発見した。しかもカバーには電源の詳細が表示してあった。これはラッキーだった。

 


ヒューズボックスには、BAT・ACCと書かれたところがあるので、そこに接続することにします。このままの状態では電線は見えないので、 ヒューズボックスを裏返しにして電線が見えるようにします。
ヒューズボックスを固定している3つのネジを外します。

 


ヒューズボックス下のコネクターを外して、その両サイドのねじも取り外しておくと作業が少しは楽になるので予め取り外しておきます。
それからヒューズボックスを裏返しにします。この時、配線が短いこと、ヒューズボックスを固定してあるステーが邪魔して裏返す作業に苦労します。
何とか裏側の配線が見えるようになりました。



ここでは、購入したETC車載器にサービス品として付属していた電源取り出しコード2本が重要になります。これがあれば本来の面倒な切断や繋ぐ作業が、接続したい電線を挟み込むだけで簡単に出来てしまいます。
この接続コードが付属しているのは今回購入したまんてん屋らくらく導入キャンペーン対応価格セットアップ込み! 電源取出しコード付き ですが、今は便利な グッズもあります。



どこに接続するかは、使われている回路から判断してベストな所を選択します。
バッテリー電源は、万が一ETC車載器が電気的トラブルを引き起こした場合に、車両に及ぼす被害が最小限ですむ回路を選択します。ルームランプ回路ならヒューズが飛んでしまっても運転や走行に直接影響を受けないので、ここから供給することにします。ACC電源は、無難にオーディオ回路から取ることにしました。

接続する電線はコネクタから出ている部分が短く、引き出しコードを挟む作業に少し手間取ったが無事に接続完了。
接続が完了したらヒューズボックスを元に戻します。



電源に接続した引き出しコードに、ETC車載器の電源コード3本を接続します。この時にバッテリー電源とACC電源を間違わないようにしましょう。
次に3本目のGNDと書かれた黒い線は、車両の金属部に止まっているネジで共締めします。



次に分離型のアンテナを取り付けます。
アンテナは、フロントガラスのバックミラー裏側、車検のステッカー(検査標章)の左側に貼り付けることにします。ここなら運転席からの視界に影響を受けないので決めました。



アンテナの線は、フロントガラスの淵に沿って這わせていきます。キューブの場合は、線を押し込むことで内張りの中にもぐらせることができます。これで線は見えなくなり見た目もスッキリです。

    


ETC車載器に、電源コード・アンテナコードを接続し、ETC車載器を取り付け位置に両面テープなどで貼り付け固定します。



余分な線は束ねて、運転席にはみ出さないようにタイラップ等で固定します。



ステアリング下のカバーを取り付けて作業は終了です。
この車両は、ヒューズボックスが良い位置にあったため比較的悩まずに作業を進めることができたことがラッキーでしたね。



今回取付までに掛かった時間は、およそ2時間くらいです。同じ車両ならこの内容を参考にしてもらえば1時間あれば可能だと思います。多少作業性が悪いのがネックですが、この通り取付、接続してもらえば動作も問題ありません。

この車両とは別に、ヒューズボックスがエンジンルームにある場合は、接続するバッテリー電源やACC電源を探すのに、電線をテスターで測定しながら作業をするため、その分時間が掛かることでしょう。

今回使用した工具類は以下のものです。
テスター、ドライバー、ペンチ、ボックスドライバー


NEW!!参考にしてください。

取り付け簡単で便利なグッズを発見しました! ETCに電源を簡単に接続できる ベンリーヒューズ これなら誰でも簡単に電源をとることができます。ETC車載機を購入する際に一緒に購入することをお勧めします。

このベンリーヒューズ があればこのページを参考にしなくても大丈夫かも・・・

それでは、がんばって取り付けに挑戦してください。

高速道路代の節約術


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